そもそもソースって何から出来てるかとか知らんし!調べたし!
中国語では「醬汁」て言うのね。勉強になりました。
でもただ単に醬汁とだけ言っても「何のソース?」となりそうなので、大阪燒醬汁(お好み焼きソース)、炸豬排醬汁(とんかつソース)と具体的に言うた方が良さそうね。
ということで私と同じようにソースの説明に困ってる方がいたら、ぜひJapaholicの記事を活用してください。
Japaholicの中国語版は↓
http://www.japaholic.com/tw/article/gourmet/240549/
第一回目「大阪はくいだおれの街」↓
http://hanako704.blogspot.tw/2016/05/japaholic2016513.html
第二回目「日本の駅弁」↓
http://hanako704.blogspot.jp/2016/06/japaholic20160607.html
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海外の人が日本の空港に到着すると「醤油のニオイがする」とよく聞きます。(日本人は感じないけど)
そんな日本を代表するニオイにもなっている調味料「醤油」は台湾だけじゃなく世界的にもsoy sauceの名で親しまれているとか。
味噌汁に欠かせない「味噌」も台湾ではお馴染みなので説明不要よね。
醤油も味噌もどっちも大豆からできている調味料です。
もうひとつ、日本人にとって、特に大阪人にとって欠かせない調味料が「ソース」。お好み焼きやたこ焼き、いわゆる「粉モン」に欠かせないのがソース。とんかつなどのフライものにも欠かせない!!
そもそもソースとは、野菜や果物と砂糖やお酢や塩や香辛料などをグツグツ煮込んで作られたもので、ドロドロッとしたものから醤油のようにサラサラしたものまで様々。
特に大阪は先述のように粉モン料理が多いので、お好み焼きソース、たこ焼きソース、焼きそばソース、とんかつソースなど、各用途に合わせたソースが売られてます。
串かつのお店では、大きめの器にソースがたっぷり入れられてて、そこに直接串かつを浸してソースをつけて食べます。必ず「二度漬け禁止!」と書かれているのは、そのソースはみんなで使うものだから。絶対にかじったあとの串かつを入れたらアカンよ。この時のソースはサラサラのウスターソース系。
ヤマサキ家では粘度高めのとんかつソースと粘度低めのウスターソースを常備してて、家族の中でもとんかつソース派とウスターソース派に分かれてます。フライ物を食べる時はソースとマヨネーズとケチャップを混ぜたヤマサキ家特製オーロラソースで。
いまヤマサキ家にあるソースたち
粉モン以外にも目玉焼きやポテトサラダに醤油ではなくソースをかける人、カレーの隠し味に入れる人もいます。けっこうコクが出て美味しいんよ。
台湾の百貨店で日本のソースが売られてて、そのソースのラベルには「中濃ソース」と書かれてる。中濃ソースて何や??聞いたことないぞ?海外向け用なのかしら??と思ってたら、関東ではとんかつソースではなく中濃ソースがスタンダードらしい。
同じ日本に住んでても知らんかったよ!まさか台湾で知るなんて。ちなみに中濃ソースはとんかつソースとウスターソースの真ん中ぐらいの粘度だそうな。
台湾の麺のお店などでテーブルに置かれている黑醋。日本人にとって黒酢というのはちょっとコクのある黒いお酢。そう思って黑醋を舐めてみたら……これ完全にウスターソースやん!!!どこが黒酢やねん!!と思わずツッコんでしまったよね。
もし台湾で、ウスターソースを使った日本の料理を作りたかったら黑醋で代用できると思うよ!
台湾のソース。香醋て書いてる。
※日本人がイメージする黒酢のようなものもウスターソースも台湾では黑醋と呼ぶらしい。ややこしい…
日本の黒酢は玄米から作られてて、台湾での黒酢はもち米で作られてるんだそうよ。
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