これまでの→
序章、
その1、
その2、
番外編その1
7/31(金)
さて。
今回いろいろイベントありましたが、これが色んな意味でメインイベントでした。
イベントをするにあたり、
その1でお世話になった金石堂書店南新店さん以外に書店に繋がりがなかったので、いつもお世話になってる台南市政府新聞及國際関係處(以下新聞処と表記)に勤める友人に
「そういえば前にどこそこの書店に知り合いおるって言うてたよね?私らイベントやりたいんやけど紹介してくれへんかしら?」
と聞いてみたら
「それなら私らに任せてよ!こっちで段取りするわ!」
と言ってくれて、あれよあれよという間に各所と連絡を取り合いブッキングしてくれました。
いやもう、私らなんぞの為に本当にありがたいったらありゃしない……
この日のイベントはサイン会やトークイベントではなく、新刊おひろめ会、でしょうかね?記者会見ほどでもないですが、まぁ「こんなん出しましてん」という会です。
そして例の
アノ方も来られるというので、今まで数回お会いしてるとはいえやはり緊張します。
急遽また大洞さんとの演奏もすることになり、いやこれ失敗でけへんで……と更に緊張感が。
取材その1
そんなただでさえ緊張感高まるなか、イベントの前に取材がひとつ。
インタビュアーとしてやって来られたのが、中国語が堪能な日本人女性の方。
あれ??私、この人どっかで見たことある……と思ったら、成功路×公園路の北西角にあった歯医者さんの看板の人!!!
思わず「あぁっっっっっっ!」と大声を出してしまいました(失礼)
この
北山亜紀子さん、看板も実物もおキレイなのでモデルさんかと思いきやビリヤードのプロ!台南で6年ビリヤード修行なさってたとか。
初の映像媒体だったもので、どないしたらええかわからずアタフタ。兄は生まれながらの口角下がり気味フェイスのせいで「もっと笑顔で!」と何度も録り直し。
でも北山さんのフォローのおかげでなんとか終了。ありがとうございました!
新刊おひろめ会本番
今回会場になったのは以前に紹介したことのある(※
コチラ参照)
正興街(ぜんしんじぇ)。
その正興街の路地の奥にある
正十八 +18 space というところ。
路地の入り口にはこんなポスターまで貼ってくれました
去年のdrawing台南記者会見時の等身大パネルも出動
誰でも見に来れるスタイルだったので満員ぎゅうぎゅう
新聞処の方が司会進行をつとめてくれ、まずは私達のことや本のことについての簡単な紹介&説明。そして毎度おなじみヤマサキ兄妹&大洞さんによる「道頓堀行進曲&台南行進曲」。
実はそれぞれの等身大パネルの裏に楽譜貼ってます。
兄曰く、この時の演奏が一番うまいこといったとのこと。
そんな感じで自分らも会場もええ感じになったところで、ヤマサキ兄妹のスピーチ。
この日の通訳は、これまたいつもお世話になっている台南市政府觀光旅遊局(以下観光局と表記)のマギやんがしてくれまして、事前にスピーチ内容を日本語で渡してました。
前に台南市政府であった
台南大阪直行便記者会見の時は「話す内容丸暗記してくださいね」て言われて頭ん中エライことになってた兄ですが、まぁ多少のアドリブ入れても大丈夫なことがわかったので、今回はそこまでプレッシャーじゃなかったみたいです。
もうちょと立ち方意識せなあきませんなぁ……
スピーチの中に、ちょっとネタっぽく
「こんなに台南との縁があるのは、台南でいくつかの月下老人にお参りに行ったからだと思います」
と放り込みましたが(これがリンゴ日報での記事のタイトルになった→
月老牽姻緣 日本插畫家出書推台南)、ネタじゃなくてほんとにそうだと思っています。実際に「台南との縁がつづきますように」ってお願いしてたし。
ちなみに私がいままでに台南でお参りしたことある月下老人は
●鹿耳門天后宮 ●鹿耳門聖母廟 ●武廟 この3ヶ所。
台北の迪化街の超有名なお廟も昔お参りしたことあってお守りも持ってるけど、もうここまでくるとどこの月下老人のおかげなのかわからず、全部のお守りを肌身離さず持ってることになり、そしてあまり複数のお守りを持つのは良くないらしいので、これからお参りしようと思ってる方はどこかひとつに絞られたほうがいいと思います。(「私らここの月下老人さまのおかげで結ばれましてん!」報告紙が一番多く貼られてたのは鹿耳門聖母廟でした)
自分らのスピーチが終わったら、次は
アノ方こと台南の賴清德市長の登場です。
私らのためにわざわざおいでいただき、お話していただき、ほんとすみません。
ありがとうございます、より、すみません、が先に出てしまうほど恐縮してしまいます。
私が放り込んだ月下老人のことにも触れ「今度は台南だけじゃなくエエお相手との縁も結んでもらわんとね!」的なことをおっしゃってくれました。あはははは。
しかもまたコレ、会場がうなぎの寝床で、タテに使えばよかったんですが色々な都合上ヨコに使ったため
近っっ!!
演奏前はワタクシ市長の隣に座っておりまして、いやー、緊張した。会場が暑かったのに加えて緊張で変な汗かいて、ずっと手ぬぐいで汗ふいてました。なのに市長ったら汗ひとつかいてない爽やかさ。さすが。
最後には市長から紅蛋(ほんだん)という赤いたまごをいただきました。
豐發黑輪さんが昔からの作り方で染めてくれた紅蛋。
本来紅蛋は子供が生まれたお祝いの時のものですが、新刊発売=子供の誕生、で紅蛋を贈ってくれたそうです。
おひろめ会が終わったらそのままサイン会に。沢山のひとたちが来てくれて感激。
その間に市長をはじめ来賓の方々はいつの間にかお帰りになられておりました(台湾あるある:帰り際あっさり)
特別感謝:今回のイベントにあたり協力してださった正興街界隈のみなさま
そして!なんと!
呷飽沒?台南美食繪帖を持っていくと、以下の計17のお店でお得なサービスを受けることができるそうです。
※各店名にFBおよびHPリンク埋め込んでます
取材その2
イベント会場から場所を移し、正興街から少し北上した、↑のお得なサービス受けられるお店一覧の中にも入ってるカフェ
米寓さんで場所をお借りして取材を受けました。
この日は台灣角川の方が台北からわざわざおいでくださり、事前に
「電話取材があるのでよろしくお願いします」と言われてて、
「え。電話取材って、私の中国語能力じゃ無理ですよ。通訳さんつけていただくとしても、電話取材ってどういうカタチでしますの??」とよくわかってなかったのですが、台灣角川さんの日本語ができる方がいらしてくれて、そして携帯をスピーカーモードにして電話する、というカタチでした。
「5時に締め切りやねん!」と言いながら、取材が始まったのが4時半。ひえー!そんなバタバタながらもできあがったのがコチラ
これは兄へのインタビュー内容をまとめられたもので、特に目新しいことは書いてませんが、まぁしいて言うなら
「はじめて台湾に来た時に一番最初に食べた台湾の食べ物は7-11の台湾式おにぎり」ということぐらいでしょうか。
兄がはじめて台湾に来た時は桃園空港から台南まで1人で来たので、その過程はオモロイ台南でしか私も知らず、てっきり初食は弁当かと思ってたので私も初耳でした。
空港で台湾おにぎり買って食べて、新幹線桃園駅で弁当買って食べてたらしい。よう食うなぁ。
取材その3
電話取材が終わったら、次はちゃんと記者の方とカメラマンさんが来られての取材。
こちらも兄メインの取材で、絵を描いてるところを撮影しながら簡単なインタビュー。
オサレなカフェの片隅でバシャバシャ撮影
正興街の泰成水果店でスケッチしてる姿を撮影
街ブラしてる様子や、私が兄の記録係としてデジカメで撮影してるとこなど、外でもバシャバシャ撮られました。
またこの撮影時も、生まれ持っての口角下がり気味フェイスのせいで「もっと笑って!」と言われる兄。
インタビュー受けたり絵を描いたりするのは全然ラクショーにこなせるけど、笑顔プレッシャーがかなり大きかったみたいです。
特に私と2人で写る時は、私がアホみたいに口開けて楽しそうな表情なことが多いので(※丸顔防止策)、その対比で笑顔度が少なく見えてしまってることにも気付き「オマエのせいじゃ!」と言われました。知らんがな!
この取材内容がどんな記事になったか楽しみにしてるのですが、まだ記事になってないようです。はよ見てみたい。
おまけ
市長からいただいた赤いたまご、すでにゆで卵になってるのでそのまま殻剥いて食べられるけど、電鍋で温めなおして食べようとしたら
白たまごになってしまいましたとさ