2019年4月7日日曜日

Made in Taiwan ! 牛頭牌のふわふわスリッパ

2018年12月末~2019年3月頭までの約3ヶ月間、兄が台南に滞在しておりました。

それについてはコチラ↓をどうぞ。
山崎哥哥の台南滞在日記



私のSNSを見てくれてる人なら見覚えあるかと思いますが、花見小路という台南のシューズブランドがあります。京都にインスパイアされて、京都や日本を感じる布を使って可愛らしい靴を作ってはります。ただ可愛いだけじゃなく、花見小路ブランドを立ち上げた2人の女性による「自分たちが本当に履きたいシューズ」なので、履き心地もよく、しかも職人さんによる手作り。
私も花見小路のシューズを履いてますが、ソールがフッカフカで、めちゃ履き心地いいです。私の大足(25cm)でもいける幅広いサイズ展開。※横幅はちょっと狭め

この花見小路シューズの日本総販売代理店のAkushuさんには、阪神百貨店での台湾フェスでヤマサキ兄妹グッズを販売してもらったりといつもお世話になっております&仲良くさせていただいてます。

Akushuさんから「台南の花見小路のメンバーがお兄さんのギャラリーに遊びに行きたいらしいです」と連絡を受け、「じゃあ私が2月末に行くのでその時に来てもらえたら!」と日程を伝えたら「いけまっせー」となり、台南安平のギャラリー佇這生活にて初次見面

初次見面 チューツジェンミェン
 ㄔㄨ ㄘˋ ㄐㄧㄢˋ ㄇ一ㄢˋ
 chu1 ci4 jian4 mian4
 はじめまして の意



花見小路のAbbyさんはじめ計3人で来てくれて「お兄さんの絵のファンなんです!」と『呷飽沒?台南美食繪帖』も持参してくれてて、展示してる絵もじっくりと見てくれてました。


Akushuさんから事前に「シューズをプレゼントしたいそうです」と聞いてて「いやいや、そんなんええですよ!」と遠慮したんですが「ぜひもらってあげてください」とおっしゃるので、「ほんまによろしいんでっしゃろか?」と藤子不二雄A漫画に出てくるようないやらしい笑顔で手をモミモミしながらきっちり靴のサイズを伝えておりました。

Abbyさんが「プレゼントです!」と渡してくれたのは、花見小路じゃなくて牛頭牌のサンダル。牛頭牌と言っても銀色の缶カンの沙茶醬じゃないですよ。

牛頭牌 台灣鞋 Newbuffalo https://www.newbuffalo.com.tw/


育樂街から東寧路に入ってすぐの公園横にドデカイ看板があるので見覚えある人もあるかも?



 私がいただいたのは土豆星球鞋シリーズの土豆一代モデル。


履いてみてびっくり!!
なにこのフワフワ感フカフカ感!!!!

土豆星球鞋=ピーナツ星の靴、というだけあって、ほんまに宇宙での浮遊感のよう(行ったことないけど)

それもそのはず、足に優しく、誰でも気持ちよく履けるよう、人体工学に基づいて設計されてるんです。

お年寄りたちも楽しげ


でも「なんでピーナツなん??」てAbbyさんに聞いたところ「インソールにピーナツ殻模様がデザインされとるんやで」と。

 あらほんま!



履いてしまってるから黒くなって汚くてすみませんですが、アウトソールはPCキーボードになってるんです。OSHARE!!!!!
土踏まずのとこにはさりげなく台湾マーク。

兄は鼻緒タイプじゃない土豆二代の色鮮やかなイエローをいただいてました。
「これ履いてマラソン出たかったわ」言うてました。

そして更にもう1足。


ベンサン感


完全にただのおっさんサンダルにしか見えない國民拖の翔鶴ですが、実は北海道で見たタンチョウヅルをアウターソールにデザインしてあるんです。OSHARE!!!!!

これがすり減るのもったいないよね


私も兄もいただいてすぐ履いて、私は台湾滞在中ずっと履いてました。
台南市内では青年路の東ドン突き手前にある靴やさん(青年路443號)が一番取扱多いよ、と教えてもらってたので、翌日さっそく兄と、自分用や友達へのお土産用を買いに行きました。土豆星球鞋は590~690元とお求めやすいお値段です。

ペランペランのトラディショナル台湾スリッパもええけど、足にやさしい牛頭牌もええんちゃうかしら。
牛頭牌サンダル履いて牛頭牌沙茶醬買いに行くんがこれからのトレンドになるんちゃう?なるか!
※両者は同じ名前ですが関係ないです。



で、なんで花見小路の人が牛頭牌をプレゼントなのか?
冒頭に記した花見小路ブランドを立ち上げた2人の女性というのがAbbyさんと牛頭牌の社長夫人だそうで、実は花見小路は牛頭牌の別ブランドなんですね。
工場も同じだそうで、だから花見小路シューズのソールはあんなにフッカフカなのね!と納得。


花見小路&牛頭牌のみなさん
感謝~~~~!!!




花見小路 hanamikoji
日本語HP:https://hanamikoji.jp/
日本語IG:https://www.instagram.com/hanamikoji_shoes/
中文HP:https://www.hanamikojis.com/
中文IG:https://www.instagram.com/hanamikoji.shoes/


牛頭牌 New Buffalo
官方網站:https://www.newbuffalo.com.tw/
FB:https://www.facebook.com/newbuffalo1952/


2019年4月4日木曜日

Japaholic2019/03/31「ヤマサキ兄が3ヶ月台湾で生活して気付いた違い」

ご存知の方も多いかと思いますが、去年末から約3ヶ月間、兄が台南に滞在しておりました。

山崎哥哥の台南滞在日記 ←詳しくはコチラをどうぞ。


数日だけの旅行とは違う長期滞在での新たな台湾と日本の違いなどをpick upしております。


Japaholicのページはコチラ↓↓
https://www.japaholic.com/tw/article/706905/


今までのJapaholic連載分はコチラ↓↓(更新サボってます)
https://hanako704.blogspot.com/search/label/Japaholic



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台湾と日本の間にはワーキングホリデービザ制度があり、以前私もこの制度を利用して1年間台湾に滞在していました。
私のワーキングホリデービザがそろそろ終わる頃に兄が台南へ遊びに来たことがきっかけで『オモロイ台南』(中文版『呷飽沒? 台南美食繪帖』)を出版することになり、ヤマサキ兄妹というユニットがスタートしました。

兄はその時が初台湾だったのですが、それから約5年間で30回ほど足を運んでいます。
そのうち「オレも長期滞在したいわー」と言い出すようになりましたが、残念ながらワーキングホリデービザは30歳までに取得という年齢制限があるのでもちろん兄は取得できません。
しかし、ありがたいことに日本のパスポートでは台湾へビザなしで最長90日間滞在することができます。

兄の職業はイラストレーター。
インターネットが繋がってパソコンやその他少しの周辺機器があればどこに居ても仕事はできます。

ということで兄は昨年12月から今年3月まで約90日間、実際に台南に滞在していました。
今までにも台湾と日本の違いはいくつも発見していましたが、いつもの短期間旅行とは違う、長期滞在での「生活」の中で気付いた違いがいろいろとあったようです。


日本語ラフ




私は日本だと豪快に麺をズルズルとすすって食べるタイプですが、台湾での「スプーンを使ってすすらずに麺を食べる方法」を習得して以来、日本でもスプーンを使って食べています。
でも日本だとスプーンやレンゲがついてない時もあるので、台湾のみなさんは食べづらくないのかな?とたまに思います。


以前自転車をレンタルした時、知り合いから自転車を譲り受けた時、これは拷問ですか?というぐらいにサドルが固かった!
youbikeやT-bikeのサドルは柔らかいのに!
日本ではあんなにカッチカチのサドルに遭遇したことなかったので、クッションつけ忘れてるんだと本気で思いました。
友達はレンタルした自転車のサドルがあまりにも固くて急遽タオルを敷いて乗ってました。


日本ではゴミ捨てのルールは地域ごとに違っていますが、基本的にゴミ袋を家の前や近くの集積所に出しておきます。
だから台湾のように「ゴミ収集車が来たよ~」と音楽でお知らせする必要はないのですが、大阪市のゴミ収集車は音楽を流しています。
私はてっきり日本全国的にゴミ収集車は音楽を流していると思っていたので、台湾で語学の授業の時に他の日本人と喋ってて「音楽流してないよ」と言われ驚きました。(全国的には音楽を流すが珍しいそうです)


大阪市の普通ごみ収集車のあの音楽は
島倉千代子「小鳥が来る街」



台湾と日本で大きく違うのが右側通行と左側通行。
これは意識しなくても身に染み付いてるのか、台湾で歩いてて前から来る人とすれ違う時に、私は左側に避けてしまい、そして相手も同じ方向(相手からすると右側)に避けるので、おっとっと、とお見合いしてしまうことがとても多いです。
犬までも右側通行とはさすがに私も気が付きませんでした。(兄イラスト参照)
犬といえば、日本は現在ほとんど野良犬を見かけることがなく、飼い犬は去勢していることが多いので、台湾の野良犬を見た犬好きの友達は「久しぶりにあんなブリブリした犬の金玉を見た」と言ってました。


日本の神社仏閣、特に寺は元からあんな地味な色合いだと思いがちですが、実は創建当時は色彩豊かだったことが多いのです。
といっても台湾のお廟の派手さには負けるとは思いますが。
私はすっかり見慣れてしまいましたが、台湾のお廟の電飾や電光掲示板は初めて台湾を訪れる人には衝撃が強いようで「あれはいいの?」と聞かれたこともあります。
一応「台湾の神様は賑やかなのが好きみたいだからいいんだと思うよ」と答えておきました。

他にもいろいろと気付いたことがあるようなので、詳しくはイラストを見てくださいね。

現在兄は三ヶ月で身についた台湾の習慣を戻すのに苦労してるらしいです。



私が感じた生活の中での違いは、日本に比べると電子レンジを使わない人が多い。
電鍋があればあたためはできちゃうからかな。私がホームステイしていた家も電子レンジがなかったです。
日本から持参した、レンジでチンするタイプのパックご飯が食べられず困った思い出があります。
※追記:なので、台湾在住者へ日本から食べ物の差し入れをする時は、電子レンジの有無はもちろんキッチン環境がどうなのか先に聞いておくのがいいと思います。兄のように冷蔵庫のない家に住んでるパターンも無きにしもあらずなので。


あとボールペンの色。
日本では基本的に黒だけど、台湾は青をよく使っている気がします。
銀行とか学校とかで書類書く時もよく青で「なんで??」といつも思ってました。
理由があるなら誰か教えてください。