2021年1月14日木曜日

Japaholic2019/11/03「おでん(関東煮)」

めちゃめちゃ久しぶりにJapaholicの日本語原文です。

しかも2019年のです。めっちゃ今更ですが先日twitterで梅焼きと書いてたら関東の友達に「なにそれ」と言われて、そういやJapaholicでも書いたことあったなぁと思い出した次第です。



Japaholicのページは→ 山崎兄妹來為大家介紹日本關東煮


今までのJapaholic連載分は↓↓
http://hanako704.blogspot.jp/search/label/Japaholic


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日本は朝晩肌寒くなってきた今日このごろ、台湾はまだ暑いでしょうか?寒くなってくると日本のコンビニにおでんが登場します。台湾のコンビニの関東煮は通年あるイメージですが、日本のコンビニではおでんを店頭販売するのは秋冬だけのところがほとんどです。居酒屋などでも期間限定でおでんを出したりしますね。寒い日のアツアツおでんと熱燗の組み合わせは最高です。


全国的には「おでん」という名前ですが、大阪では昔から「関東煮」という名前で呼ぼれています。台湾と同じですね。そのまま読むと「かんとうだき」ですが大阪人が発音すると「かんとだき」です。おでんは元々「田楽」という豆腐やこんにゃくに味噌を塗った料理からきていて、そこから醤油づくりの盛んな関東地方で醤油を使った「煮込み田楽」というものが誕生し、それが関西にやってきたことで「関東煮」という名前がついた、という説が一般的です。大阪でも最近は「おでん」呼びが多数になってきて「かんとだき」はあまり聞かれなくなりました。


(※以下ややこしいので「おでん」で通しています)


おでんの具として一般的なのは、大根厚揚げたまごちくわこんにゃくじゃがいもごぼ天がんも、などです。
大根は素材そのものの味が薄いので染み込んだダシの味がイチバンはっきりわかります。
厚揚げはたっぷりとダシを含んでとってもジューシー。
こんにゃくは普通のこんにゃくとしらたきタイプ(大阪では「糸こん(いとこん)」と呼びます)があって、しらたきの方が汁も絡んでいるけど、個人的には普通のこんにゃくの方が好きです。
たまごは、かじって出てきた黄身の部分にダシをかけて食べるのが好きです。
小さい頃は油揚げの中にお餅が入った餅巾着が大好きでした。油揚げのジューシーさと少しとろけたお餅が最高に美味しいんです。


上記のものはだいたい全国どこのおでんでも見かけられるものですが、大阪のおでんで欠かせない具は牛すじ。大阪人に「好きなおでんの具は?」とアンケート取ったら間違いなくTOP3内に牛すじがランクインします(多分)。なのに他の地域(特に関東)ではあまり入れないそうです。美味しいのになぁ。


カラー絵はJapaholicのページで見れるよ


昔から日本ではタンパク源として鯨肉がよく食べられていました。コロと呼ばれるクジラの皮と脂身の部分をおでんに入れるのが大阪おでんの特徴でした。「でした」と過去形なのは、1980年代以降商業捕鯨を中止してからは鯨肉を口にする機会はほとんどなくなり、コロ入りのおでんもほとんど見かけなくなったからです。ヤマサキ母は家でおでんをする度に「コロが入ったおでん食べたいなぁ。ちょっと脂っぽいけどウマいねん」と言います。ちなみに170年以上も続く老舗のたこ梅では現在でもコロやクジラの舌「さえずり」をおでんの具に使っています。


ヤマサキ家で定番モノ以外に入れるのが梅焼きです。卵と魚のすり身でできた少し甘めのふわふわした食感で、梅の花の形をしています。白緑ピンクの丸い団子状の練り物もよく入れます。茶色だらけのおでん鍋の中で彩りのアクセントになって可愛らしいです。


関東ではちくわぶはんぺんを入れるらしく、これは大阪ではめったに見かけない具です。私ハナコも食べたことありません。


そもそものおでんを煮込むダシ自体が日本各地でそれぞれ違いますが、特色のある食べ方をするところもあり、代表的なところでは、
●青森は生姜味噌をつけて食べる
●静岡はイワシやカツオの粉(魚粉)をかけて食べる
●愛知県名古屋は赤味噌で煮込む
●兵庫県姫路は生姜醤油ダレにつけて食べる
などです。同じ料理と言っていいのか?というぐらいにバリエーション色々ありますね。これはコンビニおでんでは味わえないので、各地でおでん食べ比べするのもいいかも。


台湾だと科学麺を入れたり、辛いおでんがあったり、これは日本にはないので面白いですね。他の具材も日本にはないものが色々あるので、日本の友達に台湾コンビニおでんをオススメするときっと興味示すと思いますよ!


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さて、いま手元に科学麺ではないけど王子麺があるのでおでんに入れよかなと目論んでたけど、おでんはペロッと食べ終わってしまったのでどうやって食べようかと考え中。あー、火鍋に入れたいなー。




2020年12月11日金曜日

パイナップルケーキ鳳梨酥16店食べ比べ 後篇

前篇はコチラ


では後半もドドンといってみよう!


左列上から
9.高女婿(台北) 抹茶鳳梨酥 10.朋廚(台北) 金禧鳳梨酥 11.維格餅家(台北) 古早味鳳黃酥
中列上から
12.顏新發(台中) 黃金鳳梨酥 13.SweetsPURE(台中) 鳳凰酥 14.紅櫻花(台中) 紅櫻花鳳梨酥
右列上から
16.陽光菓菓(台南) 愛文芒果酥 15.大王千金(嘉義) 金鑽鳳梨酥


9.高女婿(台北) 抹茶鳳梨酥 https://www.kaonuxu.com.tw/ 

抹茶ほんのり さっぱり パイナポ味うすい

ガワに抹茶粉が練り込まれた変わり種。抹茶がキツすぎずええ具合でお上品でさっぱりして美味しいけども、せっかくええパイナップル使ってるのにパイナップル味が薄いのでもったいないな、と。でも抹茶とケンカしてしまうからこれぐらいでちょうどええんかしらね。


10.朋廚(台北) 金禧鳳梨酥 http://www.e-bonjour.com.tw/ 

あん黒い ガワしっとり せんい多め

おフランスで修行してきたお店らしいのでガワは洋菓子ぽいサクッと系かと思いきやしっとりとしてて、中はパイナポ100%餡。袋(個包装)がオシャレで高級そうな雰囲気。


11.維格餅家(台北) 古早味鳳黃酥 https://www.vigorkobo.com/ 

黄身入り すごい黄身

これを「パイナップルケーキ」って言われてパイナップルケーキを欲している口で食べたら「卵ケーキやんけ!」って軽くイラッとすると思う。それぐらいめっちゃ黄身。そういうお菓子やでって言われたら、塩漬け卵の黄身がいける人は普通に美味しいと思う。


12.顏新發(台中) 黃金鳳梨酥 https://www.ysfa.com.tw/ 

ガワの粒子が細かい 砂漠みたい あん固めで甘い

まるで砂の城を食べたかのような、それぐらいホロホロっていうかサラサラと崩れるガワが印象的。トラディショナル系の餡は飴ちゃんのように甘くて食感は固くキャラメルみたい。


13.SweetsPURE(台中) 鳳凰酥 https://sweetspure.business.site/

ハート 日月潭紅茶が練り込まれてるガワ お茶の香り 黄身入り パイナップル入ってない あんにも日月潭紅茶 ちょっと塩気感じる

紅茶の味して美味しいわぁと思って原材料見たらパイナップル皆無。パイナップルケーキとは?あ。名前が鳳梨じゃなく鳳凰だったわ。今まで述べてきた冬瓜餡は冬瓜餡+パイナップル餡のことを指してたけど、これはパイナップル無しの冬瓜餡で、塩漬け卵の黄身がドンと入ってる。ちょっと感じた塩気はこの黄身。紅茶好きの人にはええと思います。


14.紅櫻花(台中) 紅櫻花鳳梨酥 https://www.redsakura.com.tw/

チーズ! 微熱ぽい 繊維ざくざく 酸味◎

ガワはパルメザンチーズを使ってるのでチーズの香りが。餡はザクザクのパイナップル100%で酸味もしっかり。個人的には好きだけど、じゃあ微熱山丘でもよくない?という感じがどうしてもしてしまった。あとこの美味しさの割にはパッケージ(個包装)がダサい。


15.大王千金(嘉義) 金鑽鳳梨酥 https://www.facebook.com/cysweet/

マ○ービスケット 昔のクッキーやビスケットみたいなガワの味 めっちゃ日持ちする

陽光のがマンゴーなことに途中で気づいてコチラを先に食べたので写真とは順番前後します。二人で「これが一番最後のパイナップルケーキってちょっと……次まだもう1個あってよかった」と言いました。お察しください。


16.陽光菓菓(台南) 愛文芒果酥←マンゴー! https://sunnygogo.work/

小さい丸 さくさくガワ マンゴー!! ドライフルーツマンゴーて感じ

台南のフルーツを使ってドライマンゴーを作ってる会社で、工場は台南にあるけれど店舗はどうやら台北ぽいです。餡にはマンゴー餡にドライマンゴーを加えていて、ねっとりと熟成されたドライマンゴーの味がします。マンゴー好きの人へのお土産にもいいと思う。台南の奇美もマンゴーケーキ出してるけど、陽光の方がマンゴー感あるかな。(奇美だと桂圓酥を一度試してみてほしい。めちゃめちゃスモーキーでびっくりするから)



以上16店のパイナップルケーキ食べ比べメモでした。


このセット、日本に向けて売り出したらそこそこ売れそうな気するけどなー。


※おまけ※
いくつか個包装にカロリーが書いてたのでざっと計算したら、平均1個あたり160~170kcalで、2人で16個=1人8個、1人1280~1360kcal摂取したことになりました。ウソでしょ、ウソだと言って。

2020年12月10日木曜日

パイナップルケーキ鳳梨酥16店食べ比べ 前篇

旅行者が台湾に行けなくなりはや数ヶ月。 この先もまだまだっぽくてみなさん台湾が恋しくて仕方がないのか↓の投稿にえらくいいねをいただきました。

 

 

 

このパイナップルケーキ16店詰め合わせは妞新聞というメディアで販売されてるセットで、それを台湾在住の大阪出身の友達が、以前私が送ったスーパー玉出のエコバッグのお礼にと送ってくれました。海老で鯛を釣りましたね。ありがとう玉出。

鳳梨酥名品點點名


1人で食べるのはもったいないし量も多いので、ご自身でパイナップルケーキを作っていらっしゃる はなうた食堂調理室さん に「一緒に食べて下さい」とお誘いし食べ比べしてきたのでそのレポ。いや、レポというには中身スッカスカの自分メモです。

※↑のtwとigの投稿は箱開けた時そのままの並びでしたが、食べ比べの際にわかりやすく取説の順番でいったので番号は異なります。

赤字は食べながらしたメモ。

あと基礎知識としてトラディショナルなパイナップルケーキは冬瓜餡+パイナップル餡のMIXが多いです。パイナップル100%餡が台頭してきたのはそこそこ最近。


では前半8品いっきまーす


左列上から
1.三統漢菓子(台北) 流心鳳凰酥 2.小潘蛋糕坊(板橋) 鳳凰酥 3.吳寶春(高雄) 無嫌鳳梨酥
中列上から
4.麗緻坊(台北) 麗緻鳳梨酥 5.佳德糕餅(台北) 鳳梨酥 6.信手工坊(嘉義) 土鳳梨酥
右列上から
7.陳允宝泉(台中) 原味鳳梨酥 8.金錦町(台北) 土鳳梨酥


1.三統漢菓子(台北) 流心鳳凰酥 https://www.suntone.com.tw/

丸い 黄身入り 卵感あんまりわからん ガワやらかい 冬瓜あん

台湾(というか中華圏)の伝統菓子には塩漬け卵の黄身が入ってることが多々あり、これもそう。黄身でまろやかさが出てるんだろうけどあんまり黄身感はないので、黄身苦手な人でもいけます。


2.小潘蛋糕坊(板橋) 鳳凰酥

黄身入り 卵の塩気あり 冬瓜あん

はなうたさんが1位にあげたのがコチラ。1とは違い卵の存在がわかるけども卵卵してなくてほどよい加減。


3.吳寶春(高雄) 無嫌鳳梨酥 https://www.wupaochun.com/

丸い あん黒い 酸味あり

高雄発、世界一パン屋のパイナップルケーキ。優等生ですが個人的にはこの店だとパイナップルケーキよりレモン和菓子が好きです。


4.麗緻坊(台北) 麗緻鳳梨酥 http://www.lizdining.com/gastronomie/ 

サクサク あん黒い ほどよい酸味甘み

ガワが西洋菓子みたいなサクサク感で美味しい。ボリュームもあるしこれ貰ったら普通にうれしい。


5.佳德糕餅(台北) 鳳梨酥 https://www.facebook.com/ChiateBakery/

定番冬瓜

台湾人人気ナンバーワンと言ってもいい人気老舗のパイナップルケーキ。私思うにトラディショナルなパイナップルケーキは単体で判断をするのではなく、いかにお茶に合うか、お茶請けとしてどうか、がポイントな気がします。たしかに佳德はお茶に合う。


6.信手工坊(嘉義) 土鳳梨酥 https://www.i-like.com.tw/

丸い あん黒い あんうまい 土鳳梨って感じ

トラディショナルより酸味のある土鳳梨のパイナップルケーキが好きなので、個人的にはコレが1位です。大きさも程よい。


7.陳允宝泉(台中) 原味鳳梨酥 https://www.chenyunpaochuan.com.tw/

あん固い 甘い ガワの香りはニュージーランドバター?

個包装に書かれてる原材料を見るとフランス発酵バターだのニュージランドバターだのといちいち書いてるのがけっこうありました。うちは材料にこだわってまっせ、てアピールなんだと思います。


8.金錦町(台北) 土鳳梨酥 https://jinjind.com/

ガワ黄色い チーズ 金粉

年間でもっとも新鮮で甘いパイナップルを使った100%パイナップル餡。ほぉっとチーズの香りがします。金粉乗せんかったら値段下げれるんちゃうんと思ってしまう無粋者。


以上前半8品でした。


なんの参考にもならない自分メモですが、後篇 もお付き合いよろしくお願いしまーす。

2019年12月8日日曜日

高雄空港の検疫カウンターが予約制へ

合法だしカンタンだし、みんなパイナップルをお土産にしたらええねん!とさんざんオススメしてきました。





今までは空港の検疫カウンターに直接行って検査してもらえばOKでした。ところが高雄空港の検疫カウンターでの検査が2019年12月16日から予約制になる、とのこと。




検査を受けたい日の前日の午後5時半までに07-9720211に電話して予約すること。

検査を受けたい日が日曜日の場合は金曜日(すなわち二日前)の午後5時半までに電話で予約すること。



アフリカ豚コレラへの対応で忙しく人手が足りないので、予約制に変えるみたいですね。

高雄空港利用のみなさまご注意を。

※来年1月には検疫カウンターは1階に引っ越しするらしいです

※桃園空港はどうなのかは未確認



special thanks : C.Y氏

2019年8月5日月曜日

関西から深夜便&台湾滞在29時間で台北→台南→台北 後編

関西から深夜便&台湾滞在29時間で台北→台南→台北 前編 のつづき


やっぱりサバヒーは美味しいなぁと満腹満足でTbikeで手描き看板映画館の全美戲院で看板チェックをし、1つ目の用事を済ませて2つ目の用事へ。


09:55にシャングリラホテル横のTbikeステーションへ返却。

この日含め2日間限定イベントの為の柚子を使った限定ケーキ
底のパイ部分の酸っぱいソースがうまかった

シャングリラホテル入って右側のベーカリー

ベーカリーで売ってまーす。
この絵 やで


シャングリラホテルで甘いもんいただいて2つ目の用事も無事済ませ、さ、台北戻ろうと思ってたら「せっかくやからランチ食べて行って」と言っていただき、11時半からランチ決定。

さてこの時まだ10時半過ぎ。このまま11時半までロビーでゆっくり休憩しておくか。いや、もったいないな。

シャングリラ横のTbikeステーションで借りようとしたら、どこにカードをかざしても反応しない……ちょうど返却に来たお姉さんもカードかざすも反応しないようで、このステーション自体が死んでる。小一時間前に私が返却した時は生きてたのに。
仕方がないので青年路まで歩いて公園のステーションで借り、パイナップルを買いに東菜市へ。でっかい西瓜鳳梨を125元でゲット。







台北で鹹豆漿(と奶茶ちょびっと)、台南でサバヒー粥、シャングリラでHOTカフェラテ、と汁物系摂取してたから水分いけてると思ってたけど、さっきTbikeを借りるために歩いたのが効いたのか、用事済ませてパイナップルも無事買えてホッとして気が抜けたのか、東菜市を出る頃にフラフラしだす。

あー、ペットボトルのお茶全然飲んでなかったわ。

水分摂取せな、台南やしフルーツジュースが飲みたいなぁ、と成功大学前のステーションでTbike返却し、ドリンクスタンドでパイナップル&スイカのジュース鳳梨西瓜汁35元を買って一気飲みしながら11時半にシャングリラホテルへ。

ランチビュッフェなのに全く食欲がない、むしろ吐きそう。さっきのジュース一気飲みが追い打ちをかけたっぽい。パイナップルは酵素多いから弱った胃にダメージ与えてそう。

それでもせっかくなので、と牛肉湯とその他食べれそうなものをいくつかチョイス。

かつてビュッフェでこんな少ない量だったことがあっただろうか。
この写真を見た兄に「OLか」と言われる。

食べたらちょっと元気になるかなと思ったけどこの量を食べるのにもヒィヒィ言いながらで、とりあえず水分だ水分、と温かい烏龍茶を2杯、元気なんちゃら茶を1杯飲んだら吐き気は治まったものの食欲は復活せず。ああなんてもったいない……ほんとうにごめんなさい。

あったかいお茶を飲みながら台北行きの新幹線を予約。高鐵アプリを使えばカード決済だしいちいち発券する手間はないけど、今回は現金を使いたかったのでHPから予約だけして7-11で発券。手数料10元取られるけどまぁしゃーない。

12時半過ぎまでランチビュッフェでゆっくりして、成功大学向かいの7-11まで歩いて行って発券。

台鐵 台南13:05 → 沙崙13:28

高鐵 車次830 台南13:41 → 台北15:39

ちょうど沙崙駅についた時に雨が降り出し、新幹線で台南を出発してすぐにどえらい雨に。こんなにダメージ受けてる時に雨なんかにやられてたらひとたまりもなかった。ギリギリセーフ。もちろん新幹線で爆睡。

台南滞在時間5時間15分(うち市内中心部3時間57分)

そして9時間13分ぶりにヘロヘロになって台北に戻ってきました。


MRTに乗り友人家の最寄り駅へ。
7-11でHOTコーヒーを買い、友人宅でしばらく休憩させてもらう。

食欲は回復してないものの腹は減ってるので、友人宅近くの 1人鍋 へ。

ペロッといけるぐらいには回復してよかった
海鮮追加などし私は450元。
ドリンクとアイスは飲み&食べ放題。



それからタロイモミルクを飲み比べ



左のは「芋泥鮮奶」なのでタロイモペースト入りミルク。甘さがガツンと最初から来ます。そしてネットリ食感。60元。
右のは「芋頭鮮奶」なのでゴロゴロタロイモ入りミルク。最初はミルクの味だけどタロイモをモグモグすると甘さが出てくる。65元。

友達はペースト派、私はゴロゴロ派でした。


そしてダメージを回復すべく早々に就寝。


朝5時過ぎに起き友人宅を出て始発MRTで北門駅へ。
肉鬆飯糰蛋40元


空港行きMRTの台北駅はちょっと離れたところにあるし地下なので、タクシーで地下まで行こうとするとグルグルと回らないといけないらしいので、みなさん要注意。
台北MRTから空港MRTへの乗り換えは、台北駅を利用するよりも緑色の線の北門駅で乗り換える方がスムーズだと思います。

06:12に緑色の線の北門駅到着
06:21に空港行きMRT台北駅ホーム到着(徒歩スピードは普通)
06:30台北駅出発
07:05桃園空港第1ターミナル駅到着


朝ごはん買った店で鰻頭(マントウ)も買っていたので、空港のソファに腰掛けながら食べて時間を潰し、そそくさとイミグレも通過。(自動ゲートになってたのでそのまま並んでゲート通過したけど、自動ゲートでは常客証特権は無し??)

自動ゲートだとパスポートにスタンプがない。
スタンプ欲しいので端っこのカウンターでパスポート出したら、めちゃめちゃ怖そうな愛想のかけらもないお姉さんがスタンプ押してくれた。

ディレイすることなく定刻通りに09:15に桃園空港を飛び立ちました。



これで約29時間の台湾滞在終了です。


29時間のうち
台北滞在:16時間5分(1時間14分+14時間51分)
台南滞在:5時間15分(うち市内中心部3時間57分)


29時間で飲み食いしたもの(ひとくちも含む)
燒餅加蛋
奶茶
サバヒー粥
HOTカフェラテ
柚子味ケーキ
鳳梨西瓜ジュース
ランチビュッフェ(牛肉湯やその他少量)
HOT烏龍茶×2
HOT元気なんちゃら茶
7-11HOTコーヒー
オレンジのパウンドケーキ
タロイモミルク2種
飯糰
饅頭×2(白と黒糖)
豆漿紅茶



Peachの深夜便で早朝に桃園空港ついて新幹線始発で南下を考えてる人へのアドバイスは、新幹線始発までの空白の時間で台北で朝ごはんが食べられるよ!!! です。

あとほんとに水分補給はしっかりしてください。
いやはや参った参った。











関西から深夜便&台湾滞在29時間で台北→台南→台北 前編

かれこれ5ヶ月近く台湾へもどこへも行っておらず、そろそろどこかに飛びたいなーと思ってたとこにちょっと用事ができたので、えいやっと勢いで航空券取りました。

かれこれ3年前に友人の結婚式に参加するためにバニラエアの深夜便を利用したことがありました→ 関空から深夜便&桃園空港からバスで台南
それからほどなくしてバニラがスケジュール変更し深夜便がなくなっていたのですが、今回関空から台湾への各航空会社の時刻表一覧を見ていたらあのバニラ深夜便とほぼ同じ時間帯でピーチが飛ばしてる!!

MM021 大阪(関西)02:30 → 台北(桃園)04:25

そして帰りは翌日の↓に決定
MM022 台北(桃園)09:15 → 大阪(関西)13:00

土曜深夜に大阪を出発し日曜早朝に台湾到着、月曜朝台湾を出発し昼に大阪着。

こういう書き方したら土日月の2泊3日みたいですが1泊2日です。台湾滞在約29時間です。

こんな弾丸してしまうぐらい飛びたい気分だったのです。

(ちなみにピーチでは0泊弾丸スペシャルというキャンペーン開催中。これだと大阪桃園の航空券が往復9000円です。詳しくは peachのHP をご参考に。今回の私のは0泊ではなく1泊しているので弾丸スペシャル対象外です)


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関空までは南海の最終の空港急行で。関空駅には23:47着
関空ついてまずは腹ごしらえでバーガーキングへ。KIX-ITMカードを提示すると割引があるよ。

今回はピーチなのでバスで2タミへ。チェックイン機はさほど混んでおらずすぐ済んで預け荷物もナシなので、どんなガチャガチャがあるのか一通りチェックした後は荷物検査前のカウンターみたいなとこでスマホ充電し時間を潰し、1時前に荷物検査へ。こちらも全く混んでおらずイミグレもスイスイ。搭乗まではまたスマホ充電しつつ、オードリーのANNを聞いて時間を潰しました。

真ん中の座席で多少窮屈ながらもウトウトしてたら台湾時間03:55に桃園空港に着陸。はやっ。

飛行機を降りると「このカード持ってってねー」と。




台湾では肉類の持ち込みに対して大変厳しくなっていて、持ち込みがバレたら100万元の罰金取られたりします。日本円で400万弱?
さっきのカードは「動植物産品持ってる人はちゃんと申告したら罰は逃れられるよ」というお知らせカードのようなものですね。効果はあるのか謎ですが……
歩いてたら途中で返却するとこあるのでそこにこのカード戻せばOKです。
豚まんとかそんなんもあかんので、みなさん気をつけてください。
もちろん日本への持ち込みもね。マンゴーとかあかんよ。

この時間に到着するのはこの便だけなのかイミグレもスッカラカンで常客証の必要もナシ。

3年前の 関空から深夜便&桃園空港からバスで台南 の時とは違い、今回はできるだけ早い時間に台南に到着したい。桃園から始発の新幹線で台南へ行こうか。でもそれだと桃園での始発待ち時間が長すぎる。んーどうしたもんかのう、と色々調べてみると、もしかしてこれ台北行けんじゃね?台南への到着時間も一緒じゃね?と気付いた。空港でゆっくり休んどきゃいいのに……


03:55に桃園空港着陸

04:17にはイミグレ通過

04:30に國光バス

05:12に台北駅東三門に到着


せっかく台北なので 鹹豆漿 食べたいな。あ、久しぶりに阜杭豆漿へ行こう!と5時20分過ぎに到着したら建物の外にちょっと並んでる……ググル先生によると営業時間は5時半からやから開店待ちの列かな、と思い近くの7-11へ行って5分後に戻ってきたら、


うそーーーーん、めっちゃ並んでる!!!さっきは左から2個めの柱ぐらいまでしか並んでなかったやーーん!!!

早々に諦め、ググル先生に聞いて24時間やってる洪記豆漿大王へ。洪記豆漿大王は数店舗あるらしいけどよりによって現在地から一番遠い南京復興駅近くの店舗へ。なんでそこ選んだんや……とあとあと後悔することになるが、この時はまだ早朝サイクリング♪と余裕だった。

05:40過ぎに洪記豆漿大王に到着し鹹豆漿。
鹹豆漿35元


まだ日が高くなく涼しいとはいえリュック背負ったまま20分チャリ漕いだあとなので暑いし熱い……

のんきに食べてたらもう6時。06:26台北発の新幹線乗らんといかんのに。

燒餅夾蛋と奶茶をチャリのカゴに入れて長春路をひたすら西に進む。
途中奶茶のフタのシーリングが一部取れて大惨事になり燒餅夾蛋もおじゃんに。ひとくちしか食べてへんのに!

激こぎ汗だくで06:15に中山北路×市民大道のステーションでYoubikeを返却し速歩きで新幹線改札へ。
この時に台湾の某女優さんらしき人を見かける。後ろ姿とサングラスかけた横顔しか見えてないけどあれはきっとあの人だわ。誰なのかは「言えない秘密」です。


車次803 台北 06:26 → 台南 08:26

これのもう1本後の06:30発のだと08:01に台南着だけど、少しでもゆっくりしたかったのでゆっくりのやつにしました。
車内で寝てて途中目が覚めたら隣前後周囲の座席が入れ墨だらけの若者軍団で埋まってました。なんやなんやと思ってたら軍団も台南下車で、降りる時にお掃除のおばちゃんが「あんたら何しに台南来たん?」て聞いたら「拜拜(お参り)」とのこと。あー、と納得。


08:35発のH31シャトルバス

09:08に建國國中(府前路)に到着

せっかく台南やねんからサバヒー虱目魚食べたいなぁ。文学館ステーションでTbikeを借り悅津鹹粥へ。ここも24時間営業よ。
カキとかは要らんかったのでサバヒー身だけにしてもらい
油條も入れてもらってこれで70元



ここまで台湾滞在時間約4時間半(うち台北滞在時間1時間14分)



後編 へつづく









2019年7月2日火曜日

ヤマサキ兄妹の台湾めし手帖 はじめました

2014年『オモロイ台南』、2018年『大台南見聞録』、そして2019年令和元年のヤマサキ兄妹はコレ!!





山崎兄妹の台湾めし手帖 はじまりました。

カタカナではなく漢字表記なのは兄の意向で、何故なのかは知りません。漢字にしとく方が台湾人にもわかってもらえるというのは大きいけども。


noteというサービスを利用しています。ブログみたいなもんですが、記事(ノート)を有料公開することもきるんですね。無料有料問わず記事(ノート)をまとめたものをマガジンと言います。

マガジン「台湾めし手帖Part.1」では「1.魯肉飯」は無料公開していますが、その他の記事(ノート)は1記事(1ノート)100円で販売します。

が、が、

マガジン「台湾めし手帖Part.1」には最終的に無料の「1.魯肉飯」を含めた15記事(ノート)=15メニューが入り、更に兄のイラストエッセイが1つついて、300円で販売しています。

単体で買うと1500円するのにマガジンで買うとたったの300円!!!

めちゃめちゃお得。超絶激烈お得。

7/2(火)現在まだ1.魯肉飯(無料)と2.焢肉飯(有料)しかマガジンの中に入ってませんが、これから月水金に1記事(ノート)=1メニューずつ増えていきます。

マガジン買って更新されるのを楽しみにしていただくのも、全部出揃ってからマガジンを購入していただくのも、どちらでも最終的に見れるものは同じです。
そしてPart.1とついているということは、そういうことだと思って期待してくださって結構です。

どうぞよろしくお願いいたします。




この台湾めし手帖を始めた経緯的なものは台湾めし手帖のページに書いてあります。まずはそちらを御覧ください。


私は何度も台湾へ旅行へ行ってもちろん台北へも何度も行ったことあるけど、たとえ1年という短い期間とはいえ住んで生活していた台南に比べると、自分の中では圧倒的に情報量が違います。たぶん台湾好きなみなさんの方が台北についてはご存知だと思います。そんな私が台北で食べられるモノや店について書けるわけがなく、こう見えても根はものごっついマジメなのでテキトーなこと書くわけにもいかんし、めちゃめちゃ時間かかりました。文字数消化に必死で今自分が何書いてるかワケわからんくなるほどでした。雑誌とか書籍の台湾特集でライターさんがたった数日の滞在で記事書けるってどんだけ~!と改めて思いました。プロすごい。

ちゃんと出版社から書籍で出版というカタチではなく、こうして自分たちの自由にできるカタチで世に出す事になったので好きなように書いています。

編集さんも校閲さんもいなく、私しかチェックする人がいないので、きっと兄絵内の誤字脱字チェック漏れがあるでしょう。それも味と思ってなまあたたかく見ていただければ幸いです。私の文章で間違いを発見したらシレッと修正します。

ていうかオモロイ台南も大台南見聞録も私含め複数人でチェックしたのにそれでも誤字脱字残ってるからね。大台南見聞録の表紙なんて、チェックできる人間が私しかいなかった、すなわち完全に私の見落としで私の責任ですが、間違いあるからね(これに気づいた人には今度会った時に飴ちゃんあげます)