旧暦1月15日の元宵節に行われる祭といえば、このロケット花火祭。
まずはコチラ
鹿耳門聖母廟編 でロケット花火祭とはなんぞや、をご覧ください。
で。
いよいよ鹽水蜂炮の日(2015年は3月5日)がやってまいりました。
ありがたいことに、いつもお世話になっております台南市政府新聞及國際關係處の方たちが連れて行ってくれるとのことで、完全にお任せして身を委ね、ゆったりした車に乗せてもらい鹽水まで。
鹽水は台南市街地からずーーと北にあるところで、もうほぼ嘉義です。
車以外だと、台鉄で新營まで行ってそこからバス(茶色の棕線(棕幹線、棕1、棕2、棕3))で15~20分ぐらいで鹽水まで行けます。
↑黄色で囲ってるのが台南市街地。
ちなみにKANOでおなじみ八田与一先生の烏山頭ダムはこんなとこにあります。
鹽水に入ると、さっそく爆竹の音が。
まだお昼過ぎだというのにあちこちからパンパンパンパン。
そう。
鹿耳門聖母廟と違って、鹽水ではフツーの街なかでフツーの道端でガンガン爆竹鳴らしたりロケット花火飛ばしたりするのです。
テンション上がる~~~!!!
(実は前日にも蜂炮は行われてます)
鹽水國中(中学校)の会議室みたいなところが市政府の待機所として使われており、中に入るとすでに準備万端
↑フルフェイスヘルメットに
↑ホンモノの消防服!なんでそんなに真っ黒なーん!
更にテンション上がるったらありゃしない!!!
早く外に出たいけれども、市政府のスケジュールに合わせて動かなくてはいけなので、しばらくはここで待機とのこと。
↑ヒマ過ぎて市政府の台車に乗って遊ぶ人
下校する学生を見物したり、ボーッっとしていたら、1台のカメラがやってきてこのロケット花火祭実行委員のであろう1人のおっちゃんにインタビューをしていた。
カメラの人、ひとりでカメラと音声とインタビュアーと全部やって大変やなぁなんて思いながら見てたら、私達が日本から来たと聞きつけるとすごいテンションで話しかけてきて、突如インタビューされてしまった。
↑消防服を着た感想は?ヘルメットつけた感想は?日本でもこんなヘルメットかぶるの?など。
ちなみに民視というテレビ局だそう。放送されたのかどうかは解りません。
市政府の違う班もようやく到着し、中学校の体育館で行われているロケット花火台づくりを見学に!
このロケット花火台づくりは事前に申し込み必要で、有料だけどご飯やガイドやその他もろもろ特典がついてるようです。
貼られてた名簿を見ると、1台につき8名で今回は10台だったよう(週末開催だと人数の枠増やすらしいです)
西洋人もチラホラいらっしゃいました。
私達も特別にロケット花火を挿させてもらいました。イエーイ!市政府さまさま。
ロケット花火台の横に通された竹の棒には、ヒモが張られてその上から両面テープでくっつけてあります。
その両面テープのところにロケット花火の芯をくっつける。
ヒモに点火すると順番にロケット花火に点火される、というなんともシンプルな構造。
ロケット花火を挿していく時には、ロケット花火の芯をクイッと折曲げてまっすぐ両面テープにくっつくようにしなきゃいけないんだけど、これがけっこうムズカシイ。
1列108本もしくは120本挿さなければいけないようで、全部やろうと思ったらほんとに大変。
実際10本ちょっとぐらいでイヤになりかけたよね……
この後はロケット花火が始まる前の鹽水の街をブラリしまっせー