2017年4月14日金曜日

4/10『愛の台南』発売しました

以前『愛の台南』Instagram開始!でお知らせしておりました、『愛の台南』が発売しました。


この写真がネットに上がると台南人たちがこぞって「あそこの店やね」と言っててさすが


作者は写真家の川島小鳥氏。
私なぞが今更説明するまでもないのですが……
写真集『未来ちゃん』や第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した『明星』、銀杏BOYZのジャケット写真佐々木希の写真集など芸能人の写真集や雑誌などなどで大活躍。独特の空気感・質感の写真を撮る、とにかく忙しくあちこち飛び回ってて引っ張りだこの写真家さんです。台湾でもめっちゃ人気あります。


私が台南にいる時にたまたま知り合い、それからちょこちょこお手伝いさせてもらったりお世話になっておりまする。


そして今回この『愛の台南』の取材、コーディネートを私が担当させていただきました。


私のコーナーも作っていただいてますし、帯(裏表紙側)にも名前を出していただいております。ありがとうございます。
臼田あさ美さんのインタビュー、青木由香さんのエッセイ、小鳥さんとクラウド・ルー盧廣仲との対談もあり!!


これだけインターネットが発達してLCCが普及し気軽に色んなところへ行けて、誰でも手軽に情報を手に入れられてそして発信できる時代。乱暴すぎる言い方をするとガイドブックなんて誰が作っても同じかもしれない。

それでも台南をもっといろんな人に知ってもらいたい、台南を楽しく旅して欲しい、台南はこんな雰囲気のとこなんだよ、自分が感じた受け取った台南の人たちからの優しさや街の空気感。
それらをギュッと詰め込んで「台南に行きたい、行ってみたい」気持ちを掻き立てる、なんだかワクワクしてしまうこの本は、ただ情報だけ詰め込んだだけじゃない、気持ちからガイドしてくれる最強の『台南ガイドブック』だと思っています。
小鳥さんにしか作れない唯一無二の台南本。



いろんな紙や色を使った作りになってて、小鳥さんの写真集としても、読み物としても、見て読んで楽しめる、とっても贅沢で楽しい一冊になってます。

情報量もすごいです。モリモリです。
オモロイ台南のスカスカぶりがあらわになる!キャー!見ないでー!



この本に携わることができて本当に良かった!!



たくさんの方に『愛の台南』から溢れるを感じ取っていただけますように。





~~~~~小鳥関係の今までのブログ記事一覧~~~~~

台湾カフェと明星 in TOKYO
http://hanako704.blogspot.jp/2015/03/in-tokyo.html

明星展in大阪
http://hanako704.blogspot.jp/2015/10/in.html

『明星★台湾★オモロイ台南』
http://hanako704.blogspot.jp/2015/10/blog-post.html

10/31終了『明星★台湾★オモロイ台南』トークイベント
http://hanako704.blogspot.jp/2015/11/1031.html

HAPPY TOGETHER in 台中
http://hanako704.blogspot.jp/2016/04/happy-together-in.html

明星展HAPPY TOGETHER台中の小ネタ
http://hanako704.blogspot.jp/2016/04/happy-together.html

公開!明星展in台中でのヤマサキ小屋
http://hanako704.blogspot.jp/2016/05/in.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



2017年4月13日木曜日

Japaholic2017/04/11「大阪商店街シリーズその1「天神橋筋商店街」」

少し間が空きましたが、Japaholicの連載続いております!ありがとうございます。

大阪にもまだ活気のある商店街はいくつもあるので、ぜひ地元密着な商店街を台湾の方たちにも知ってもらおうと商店街シリーズはじめました。
第一弾は全国的にも有名な天神橋筋商店街です。

Japaholicのページは→山崎兄妹來為大家介紹大阪商店街系列之一「天神橋筋商店街」


今までのJapaholic連載分は↓↓
http://hanako704.blogspot.jp/search/label/Japaholic



================================


食料品だけじゃなく、洋服や日用雑貨、飲食店など様々なお店が軒を連ねている商店街。地元密着で、お店の人に安くならないか交渉したりちょっとおしゃべりしたり、まるで台湾の市場のよう。残念ながら小さな商店街はどんどん姿を消してしまっているけど、活気のある商店街はまだまだ健在!
そんな商店街をもっと台湾の人たちにも知ってもらいたい!ということでヤマサキ兄妹がお送りする商店街シリーズ第一弾は天神橋筋商店街!!

この「お迎え人形」は天神祭の時に船に載せられる人形をモチーフにしてるそうな。
歌舞伎や浄瑠璃の登場人物だそうよ。


アーケードのとこに鳥居がずーっと並んでます


一丁目から七丁目まで商店街で、一丁目から六丁目まではずーっとアーケードが続き、日本一長いアーケード商店街として有名。二丁目には大阪天満宮があり、毎年7月に行われる天神祭はこの天満宮のお祭。(参照:Japaholic2016/08/08「大阪の夏、天神祭といえば」
天満宮の北側にある天満天神繁昌亭では日本の古典芸能「落語」などが楽しめます。


一丁目から北上し、二丁目三丁目、そして四丁目になるとJR天満駅がある。ここを境に、北側は更にディープになる。駅前には看板が派手すぎて他府県の人たちがパチンコ屋と見間違えるスーパー玉出もあるよ!
いらっしゃいませいらっしゃいませ激安のスーパー玉出



商店街はなんといっても値段が安い。こんなに安くて大丈夫なの?と心配になるぐらい安い。取材日は思いの外寒くってレッグウォーマーを急遽購入したけど、シルクなのに500円って!(普通1000円~2000円ぐらいする)
レッグウォーマー以外にも日本製の靴下を格安で売っていたので海外からの観光客がお土産に買っていました。観光客ちゃうけど私もいっぱい買いそうになったわ。

儲けあるんか言うぐらい安い

靴下とかほんまに安い


台湾でも知られているであろう、大阪のおばはん=ヒョウ柄の服を来ている、は本当です。ここに来れば会えるし、ヒョウ柄の服が売られています。ちなみにヤマサキ母はドーン!と大きくヒョウの顔がある服はさすがに着てないけど、ヒョウ柄やゼブラ柄などの服はたまに着てます。え?私?さすがにまだその域には達せてないひよっこです。


お寿司の有名店春駒や、ラーメン屋やお好み焼き屋など沢山お店はあるけれど、絶対に外せないのが二丁目にある中村屋のコロッケ。揚げたてのアツアツのトロンと甘めのコロッケはおやつコロッケの頂点に君臨している。晩御飯のおかずに、と揚げてないコロッケを大量に買っていくオバサン達も多い。個人的にはハムカツもオススメ。ミンチカツもジューシーでおいしいよ。
いつ行っても並んでるけどサクサク進みます。フライだけに。


コロッケをはじめトンカツなどのフライものが好きな人はぜひ洋食屋でランチを。冬場はカキフライがオススメ。台湾のカキとは違って大ぶりでジューシーなんです。サクサクの衣がたまらん!

エビフライにカキフライにハンバーグ!
奥に見えるのはポークチャップ


日本で言う「洋食」とはエビフライやハンバーグ、オムライスなど、その昔日本に西洋から入ってきた料理に日本独自のアレンジが加わったものを言います。
まだファミレスも無かった時代を過ごした日本人は、洋食を「ちょっとええ外食」として子供の頃に食べた思い出がある人が多い。ヤマサキ家でも祖父母の家の近くにある洋食屋に家族で食べに行ってました。もうその洋食屋さんは無くなってしまったけど、昔ながらの洋食屋に出会うとノスタルジーにかられてしまうんです。
そもそも商店街自体がまだまだ昭和の香りがするので、その香りを漂わせたままこの先も続いていって欲しいと願う昭和生まれのおっさんおばはんでした。


JR天満駅の北側、商店街の東側には天満市場があり周辺には安くて渋い飲み屋がたくさんあって、ここも商店街と並んでオモロイ場所だけどそれはまた次の機会に。



天神橋筋商店街へ
一丁目、二丁目、三丁目:JR東西線大阪天満宮駅、地下鉄谷町線・堺筋線南森町駅
三丁目、四丁目、五丁目:JR環状線天満駅、地下鉄堺筋線扇町駅
五丁目、六丁目、七丁目:地下鉄堺筋線天神橋筋六丁目駅




待ってるワ~ン