2016年8月9日火曜日

Japaholic2016/08/08「大阪の夏、天神祭といえば」

もう終わりましたが、大阪の夏といえば天神祭。
そして天神祭といえばハモなんです。
でもハモの写真撮り忘れてて無いんです。


Japaholicの中国語版は↓
http://www.japaholic.com/tw/article/gourmet/250660/

第一回目「大阪はくいだおれの街」↓
http://hanako704.blogspot.tw/2016/05/japaholic2016513.html

第二回目「日本の駅弁」↓
http://hanako704.blogspot.jp/2016/06/japaholic20160607.html

第三回目「ソース!」↓
http://hanako704.blogspot.tw/2016/07/japaholic20160725.html




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夏!夏といえば海!花火!祭り!!!

特に関西では7月に京都の祇園祭、大阪の天神祭、と日本三大祭のうち2つが行われるので、ただでさえ暑いのに更に熱気ムンムンでアツい!(※あと1つは5月の東京の神田祭)
大阪の天神祭は、日本一長い商店街で有名な天神橋筋商店街のすぐ横にある大阪天満宮のお祭り。天満宮という神社は日本全国各地にあり、各天満宮で天神祭が行われます。
その中でも大阪天満宮の天神祭がズバ抜けて規模も大きく有名なんです。
毎年7月24日に宵宮、25日に本宮が行われ、陸渡御に船渡御、そして最後を飾る大きな打ち上げ花火。



もちろん祭りそのものも楽しむけど、やっぱり日本の祭りと言えば屋台!
色んな食べ物やゲームの屋台がズラリと並んでて、その景色を見ただけでワクワクしてしまう!
台湾人からすると日常である「夜市」と同じように感じるかもしれないけど、なんせ日本には夜市がないから日本人が台湾の夜市に初めて行くと「お祭りみたい!!」と少し興奮するのは、「屋台=お祭り」というイメージが染み付いてて、すごく特別感のあることだから、仕方のないことなんです。


日本の祭り屋台の食べ物と言えば、焼きそばにたこ焼きに焼きとうもろこし、甘いものだとベビーカステラやりんご飴や綿あめ、などなど。その年流行っている食べ物の屋台が出たり、毎年毎年微妙に内容が変わってるのもオモロイ。



そして大阪人にとって天神祭といえば鱧(ハモ)。
料理屋やスーパーなどで鱧を見かけたら「もうすぐ天神祭やなぁ」と思うほどの夏の風物詩である高級食材。天神祭の頃の鱧は産卵前なのでちょうど美味しい時期だそうな。
台湾でも食べるのかな??日本では関西や瀬戸内海沿岸や九州の一部では食べるけど、それ以外ではほとんど食べる習慣は無いらしい。

鱧は小骨が多いので「骨切り」をしてから食べます。開いた鱧を皮部分を下にして置いて、皮を切らないように身だけをシャッシャッシャッシャと細かく包丁で切り込みを入れる、料理人じゃないとできない技。
骨切りした鱧を一口大に切ってサッと湯通しした「鱧ちり」(「鱧落とし」とも言う)は梅肉や酢味噌でいただきます。
「鱧しゃぶ鍋」はだしに玉ねぎをたっぷり入れて。玉ねぎの甘みと鱧がよく合うんです。〆にはそうめんがええよね。
鰻のように蒲焼きにしたり、天ぷらにしたり、お吸い物にしたり、色んな食べ方があります。

鱧=夏のイメージだけど、産卵を終えて秋になり冬に向けて栄養を蓄えた「秋鱧」も実は美味しいんです。松茸と鱧の土瓶蒸しなんか最高よね。

夏もええけど、秋の味覚も早く食べたいわ~。




↓↓↓ コメント欄に日本語Ver.のイラストもうすぐ出るはず ↓↓↓

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