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1月言うたらえべっさん!これがなければ一年始まりません。
でもこれ西日本特有みたいね。
逆に関東での酉の市をつい最近までワタクシ知りませんでした。
酉の市みたいな感じなんかな、えべっさんて。
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「年の初めのえべっさん」
お正月が過ぎすっかり1月も後半に突入いたしました。みなさん今年もよろしくお願いいたします!
お正月が一段落つこうかなという頃、特に西日本では大きな行事があります。
海の神様で商売繁盛の神様であるえびす神を祀る神社で毎年1月10日に十日えびすが行われ、1月9日は宵えびす、10日は本えびす、11日は残り福、と言って3日間に渡って行われます。
ヤマサキ兄妹が住む大阪では今宮戎神社が一番大きく、3日間で100万人を越える参拝客が訪れるそう。
「商売繁盛で笹持って来い」という掛け声があちこちで聞こえ、これは「商売繁盛したかったら笹を持って来なさい」という意味で、神社で笹が配られており、そこに色々な縁起物である「吉兆」という飾りをつけてもらいます。
特に今宮戎神社は毎年18歳~23歳の公募で最終的に選ばれた25名ほどの「福むすめ」がいて、その福むすめ達にお飾りをつけてもらおうと順番待ちが大変。
この福むすめには留学生枠があるそうで今年の福娘には台湾からの留学生もいたとか!
えびす神は耳が遠いので、本堂の裏にある銅鑼をバンバンと叩いて「えべっさん、頼みまっせ!」と念押しするのも忘れないで。
大阪中心部には今宮戎神社の他に堀川戎神社もあり、また今宮戎とは違った雰囲気でどちらもそれぞれの味があります。両方とも神社の周りにズラーッと屋台が並び、屋台だけを楽しみに行く人も多いです。
日本にあるえびす神社の総本社なのが、大阪のお隣兵庫県の西宮市にある西宮神社。
こちらは地元の水産物組合が商売繁盛と大漁を願って冷凍の大マグロを奉納し、それに参拝者がお賽銭を貼り付けていくという「招福大まぐろ(しょうふくおおまぐろ)」が有名。十日えびすが終わったら解体して関係者の皆さんで食べます。
西宮神社は福娘ではなく「福男選び(ふくおとこえらび)」という行事が行われます。10日朝6時に門が開かれ、そこから230m先の本殿まで走り最初に到着した上位3名がその年の福男として認定されます。福男選びはまずくじを引いてそれによってスタート位置が決まるので、まずこのくじで前ブロックのくじを引けるかどうかが重要なんです。
開門と同時に一斉に走り出す様は大迫力で、毎年ニュースにも取り上げられています。
京都にも京都えびす神社があり、こちらは今宮戎と同じく「宝恵駕(ほえかご)」という紅白の駕に有名人たちが乗り込み、街なかから神社まで参拝するという行事があります。
同じ十日えびすでも神社ごとや地域ごとに違いがあってオモロイですね。
初詣よりも賑やかかもしれない十日えびすに、商売繁盛で笹持って来い!
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えびす神は戎、蛭子、恵比寿など様々な表記の仕方があり、えびす神自体も「蛭子」をえびす神として祀る神社(西宮神社など)、「事代主(ことしろぬし)」をえびす神として祀る神社(今宮戎神社など)、と色々あるようで。。。
文中では「えびす」とひらがな表記してますが、中文版では恵比寿にしてもらいました。
今宮さんは「十日戎」と表記しているので中文版でも戎になってます。
こんなんや熊手も売ってるよ
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