2017年10月4日水曜日

Japaholic2017/09/26「秋の味覚と関西紅葉見どころ」

8月が抜けてしまいましたがJapaholicでの連載続いております。

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気付いたらもう秋でっせ。はっやー!

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山崎兄妹來為大家介紹日本秋天美食與關西賞楓紅葉重點

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秋の味覚と関西紅葉見どころ

台湾はまだまだ夏ですか?日本はすっかり秋になりました。秋といえば食べ物が美味しい時期。日本では「食欲の秋」なんてよく言います。

秋の食べものの代表といえば秋刀魚。漢字に「秋」って入ってるぐらいやからね。秋刀魚まるまる一匹を焼いて、大根おろしに醤油やポン酢を垂らして、すだちをギュウッとしぼって食べれば、嗚呼たまらん!内臓の苦い部分をアテに日本酒を飲むがオトナスタイル(オトナというより酒好きオジサンスタイル)。
サンマちゃん


そして秋の王様、圧倒的存在感なのが松茸。焼いたり天ぷらにしたり松茸ご飯にしたり……松茸の香りと食感は何をしても高級感が漂う。(※今でこそ高級品扱いされてるけど60年頃前までは手頃に食べられるものだったらしい) 松茸・海老・銀杏・鶏肉や鱧(ハモ)を入れた土瓶蒸しも最高ね。
マツタケ様やでー



秋の果物といえば梨。幸水や豊水や二十世紀など色んな種類があり、ヤマサキ家では毎年父の故郷福岡県の梨農家さんから梨取り寄せている。私はシャクシャクッと歯ごたえのある食感のが好きで、とってもジューシーでいくらでも食べれちゃう。
でっかいのが新高(にいたか)、小さいのが豊水(ほうすい)


ぶどうも美味しい時期で、大ぶりの巨峰は文句なしに美味しい。私は小さなデラウェアが特に好きで一房でも二房でもペロッと食べてしまえる。あとシャインマスカット。種無しで皮ごとパクっと食べられて甘くて美味しい!これを食べだすと他マスカットが物足りなくなるほど。


柿や栗や芋も秋を代表する食べ物。この時期コンビニへ行くと栗や芋を使ったスイーツが色々出てて、なおかつここ数年日本ではハロウィンが急激に盛んなおかげでかぼちゃスイーツもとても豊富。コンビニスイーツと侮るなかれ、どれもクオリティが高く値段もお手頃。毎年どんな秋限定スイーツが出るのか楽しみにしている。


そして秋といえば紅葉。赤やオレンジに色づいた紅葉の美しさは桜以上かもしれない。京都や奈良もいいけど、大阪の梅田から北へ電車で30分ほどで行ける箕面(みのお)も昔から紅葉狩りスポットとして人気の場所だ。箕面山への道では紅葉の天ぷらが食べられる。ニホンザルが沢山いることでも有名。最近では数々のコンテストで賞を獲っているクラフトビールの箕面ビールも名物になっている。



大阪市内のメインストリート御堂筋をはじめ、公園などにもイチョウの樹が植えられ、秋になると黄色い葉が美しい。焼いたり揚げたり茶碗蒸しに入れたりする銀杏(ぎんなん)はイチョウの種子で、秋の味覚としてよく食べられていて私も大好物だ。ただ注意しなければいけないのは種子の外側についている実だ。オレンジ色の丸い実はブヨブヨしていて臭い。とてつもなく臭い。地面に落ちて潰れるとそこらじゅうが臭い。この季節になると、初めて日本に来た外国人が「なんてニオイだ!!」と気分を害さないかと心配になるほど。踏んづけてしまうと靴がずっと臭いし、潰れた実で滑りやすくなるので、イチョウの美しさに気を取られて足元への注意をおろそかにしないでね。


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